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芝生・緑地管理の除草剤

ケイピンエース

ケイピンエース
除草剤分類
2
農林水産省登録
第21217号
有効成分
イマザピル ・・・・・・・・・・ 本剤10本当たり100mg
性状
長さ約5cmの先端部が尖った木針
人畜毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
有効年限
5年
包装
(50本×10)× 6函

特長

  • 「ケイピンエース」は、通常の除草剤とは全く異なったユニークな「除草材」で、強力な殺草力をもつイマザピルを木針(楊枝状)に浸み込ませ、特殊な製剤に加工しており、難防除とされる「クズ」枯殺の専用剤です。
  • ごく微量の有効成分をクズの根株に施用することにより、クズの全体を防除することができます。
  • 特殊製剤(木針製)であり、持ち運びに便利で能率的に作業することができます。
  • 一年中使用でき、効果の差はありませんが、根株の見つけやすい秋~春(冬期)に処理するのが効率的です。

適用作物と使用方法

作物名 適用場所 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 イマザピルを含む農薬の総使用回数
すぎ
(下刈り代用)
ひのき
(下刈り代用)
クズ 萌芽期~生育期 一株当たり1~3本 クズの根株、又はなるべく根元に近い茎にあらかじめ本剤を差し込むために適当な穴をあけ、本剤を薬の露出部全部がかくれるように差し込むこと。
林木 造林地
木本性つる類 つる径:本数
~3.0cm:1~2本
3.1~5.0cm:3~4本
5.1~6.0cm:5~6本
6.1cm以上:7本~
つる類の地際に近い位置にあらかじめ本剤を差し込むために適当な穴をあけ、本剤を薬の露出部全部がかくれるように差し込むこと。
樹木等 公園
庭園
堤とう
駐車場
道路
運動場
宅地
のり面
鉄道等
クズ 一株当たり1~3本 1回 植栽地を除く樹木等の周辺地のクズの根株、又はなるべく根元に近い茎にあらかじめ本剤を差し込むために適当な穴をあけ、本剤を薬の露出部全部がかくれるように差し込むこと。 1回
雑かん木 伐採直後 切り口直径:本数
~5.0cm:3~5本
5.1~10.0cm:5~10本
10.1cm~:15本~
植栽地を除く樹木等の周辺地の雑かん木の地上部を伐採後、なるべく根元に近い部分にあらかじめ本剤を差し込むために適当な穴をあけ、本剤を薬の露出部全部がかくれるように差し込むこと。

※本内容は2025年7月9日付の登録内容に基づいています。

効果・薬害等の注意事項

本剤は非農耕地及び造林地(すぎ、ひのき)の下刈り代用として使用すること。
本剤は根株にさすのが最も効果的である。
つる(茎)にさす場合は直径が1cm以上のものにさし込むこと。但し下刈り代用の場合は直径3cm以上の株のみ処理し、つるへの処理はおこなわないこと。茎葉散布剤処理後残った大株に処理するようにすること。
雑かん木に使用する場合、切り口直径が大きなものに使用する時は、所定の範囲内で多めの本数を処理すること。
処理後、本剤が抜けて落ちると造林木に薬害を生じるおそれがあるので、簡単に抜けないよう適当な太さの錐などで穴を空けてさし込むこと。
使用時期は通年でよいが、根株のみつけ易い秋~春が効率的である。
薬剤が雨、雪などで流れ落ちると造林木に薬害発生のおそれがあるので、薬の露出部が全部かくれるようさし込むこと。
降雨、降雪中での使用はさけること。
本剤の使用にあたっては、使用量、使用方法、使用条件(土壌条件など)を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は林業関係機関等の指導を受けることが望ましい。
本剤処理の前後に処理株のつる切りを行うと、切口の溢泌水によって植栽木に薬害を生じることがあるので注意すること。

安全使用上の注意事項

使用の際は不浸透性手袋などを着用すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
公園、堤とう等で使用する場合は、処理中及び処理後(少なくとも処理当日)に小児や処理に関係のない者が処理区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管すること。
木質部は可燃性なので火気を近づけないこと。

魚毒性等

この登録に係る使用方法では該当がない。

保管

直射日光をさけ、子供の手のとどかないなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。