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畑作等除草剤

ワンクロスWG

ワンクロスWG
除草剤分類
1,5
農林水産省登録
第23047号
有効成分
フルアジホップP・・・・・・・・・・7.0%
リニュロン(化管法 1種)・・・・・・30.0%
性状
淡褐色水和性細粒
人畜毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
有効年限
5年
包装
250g × 20袋

特長

  • 畑地一年生雑草全般に有効
    イネ科雑草全般に高い茎葉処理効果を示すフルアジホップPと、一年生雑草全般、特に広葉雑草に対して高い茎葉兼土壌処理効果を示すリニュロンの効果により、一剤でほとんどの畑地一年生雑草を防除することができます。
  • 雑草の後発生を抑える
    雑草茎葉処理効果の他、土壌処理効果を有し、一定期間雑草の後発生を抑えることができます。
  • イネ科雑草に対しては遅効的
    広葉雑草に対する効果発現は速効的ですが、イネ科雑草に対する効果発現はやや緩慢で、効果完成までに2〜3週間を要する場合があります。

適用作物と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 10アール当り使用量 本剤の使用回数 使用方法 フルアジホップPを含む農薬の総使用回数 リニュロンを含む農薬の総使用回数
薬量 希釈水量
だいず 一年生雑草 は種後出芽前(雑草発生前) 250~300g 100ℓ 1回 全面土壌散布 1回 2回以内
(全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内)
本葉3葉期以降(雑草生育期)
但し、収穫45日前まで
200~300g 雑草茎葉兼土壌散布(畦間・株間処理)
にんじん は種直後 200~250g 全面土壌散布 2回以内
(は種直後は1回以内、にんじん3葉期以降は1回以内)
にんじん3葉期以降
但し、収穫30日前まで
雑草茎葉散布又は全面散布
かんしょ 生育期(雑草発生揃期)
但し、収穫60日前まで
200~300g 雑草茎葉兼土壌散布(畦間処理) 2回以内
(全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内)

※本内容は2025年2月12日付の登録内容に基づいています。

効果・薬害等の注意事項

一般的注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
散布液の調製にあたっては本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかきまぜてから散布すること。
砂質で水はけのよい畑では、薬量を控えめにすること。また、激しい降雨が予想される時には使用しないこと。
砂土では使用しないこと。
マルチ栽培、トンネル栽培等での使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけること。ただし、かんしょのマルチ栽培は除く。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
カヤツリグサ科雑草には効果が劣るので、これら雑草の優占圃場での使用はさける。
散布薬液の飛散、あるいは本剤の流出によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分注意して散布すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

作物別注意事項

だいずの畦間・株間散布に使用する場合

専用ノズルを使用すること。また噴口はできるだけ低くし、本葉にかからないように散布すること。
散布適期は雑草生育期(草丈15cm以下)であり、使用時期を失しないように散布すること。

にんじんに使用する場合

にんじんの生育期に使用する場合、散布適期は雑草生育期(草丈20cm以下)であり、使用時期を失しないように散布すること。
高温時は薬害を生じるおそれがあるので、使用しないこと。
特定の品種(ベータ312等)においては生育期に使用すると薬害を生じる場合があるので注意すること。

かんしょに使用する場合

散布適期は雑草発生揃期(草丈10cm以下)であり、使用時期を失しないように散布すること。
作物にかかると薬害を生じるおそれがあるので、かからないように使用する。

安全使用上の注意事項

本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。使用後は洗眼すること。

魚毒性等

使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

保管

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。