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畑作等除草剤

石原ワンホープ乳剤

石原ワンホープ乳剤
除草剤分類
2
農林水産省登録
第18830号
有効成分
ニコスルフロン ・・・・・・・・・・ 4.0%
性状
類白色粘稠懸濁液体
人畜毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
有効年限
3年
包装
500mL × 20本

特長

  • 飼料用とうもろこしに対して選択性を持ち、とうもろこしの生育期(3~5葉期)に雑草茎葉散布できます。
  • 一年生イネ科雑草から一年生広葉雑草、さらに防除が難しいシバムギ、レッドトップなどの多年生イネ科雑草まで対象とします。特に生育期のイネ科雑草をしっかり防除できる薬剤です。
  • 茎葉処理タイプのため、雑草の発生程度をみて適正に散布することができます。
  • 従来の土壌処理型除草剤と比べ、土壌条件、処理後の気象条件による除草効果の変動が少なく、安定した効果を発揮するため、除草作業の省力化に繋がります。
  • 有効成分のニコスルフロンは多くの畑地雑草に対し低薬量で活性を示します。
  • 植物特有の酵素を阻害して効果を発揮するため、人畜、鳥類、魚介類への影響の少ない薬剤です。

適用作物と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 10アール当り使用量 本剤の使用回数 使用方法 ニコスルフロンを含む農薬の総使用回数
薬量 希釈水量
飼料用とうもろこし 一年生雑草
多年生イネ科雑草
とうもろこし3~5葉期
但し、収穫30日前まで
100~150㎖ 70~100ℓ 1回 雑草茎葉散布又は全面散布 1回

※本内容は2021年1月27日付の登録内容に基づいています。

効果・薬害等の注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
散布液調製前に容器をよく振ってから使用してください。
有機リン系殺虫剤との混用および7日以内の近接散布は、薬害を生じることがあるのでさけてください。
散布数日後、一時的に退色および生育抑制を生じることがありますが、その後の生育、収量には影響しません。
散布薬液の飛散あるいは本剤の流出によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分に注意して散布してください。
通常の輪作体系では後作に影響はありませんが、本剤処理後短期間内に飼料用とうもろこし以外の作物の播種はさけてください。
雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
散布前後一週間以内の中耕は、除草効果を低下させるのでさけてください。
散布直後の降雨は効果を低下させるので、天候を見きわめて散布してください。
使用後、タンク、ホース、ブーム、ノズル内に薬液が残らないよう散布器具は十分に洗浄し、他の用途に使用する場合、薬害の原因にならないよう注意してください。
散布器具の洗浄水および残りの薬液は河川等に流さず、容器等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

安全使用上の注意事項

眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣を着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
作業時に着用していた衣服等は、他のものとは分けて洗濯してください。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。

魚毒性等

この登録に係る使用方法では問題ありません。

保管

密栓し、火気や直射日光をさけ、食品と区別して冷涼な所に保管してください。

備考

【消防法】指定可燃物(可燃性液体)

本剤は飼料用とうもろこし専用除草剤です。
スイートコーン(加工用、生食用)、ポップコーンには感受性を示す場合(薬害)があるため、これらには使用しないでください。