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畑作等除草剤

ブルーシアフロアブル

ブルーシアフロアブル
除草剤分類
27
農林水産省登録
第23859号
有効成分
トルピラレート・・・・・・・・・・10.4%
                               
その他
化管法該当成分
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(1種)2.2%
性状
類白色水和性粘稠懸濁液体
人畜毒性
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物
第4類第3石油類
有効年限
3年
包装
500ml × 10本
100ml × 10本×2箱

特長

  • 幅広い殺草スペクトラム
    一年生イネ科雑草、および一年生広葉雑草と幅広い草種に優れた効果を発揮します。
  • 雑草が白化して枯れる
    有効成分トルピラレートは、植物の4-HPPDの活用を阻害します。植物は4-HPPDの活性が阻害されると光合成で重要な役割を担う物質を作り出すことが出来なくなり、茎葉部が白化し、枯死に至ります。
  • とうもろこしへの高い選択性
    有効成分トルピラレートは、雑草に対しては高い除草効果を持ちますが、とうもろこしでは迅速に代謝、分解できるため高い選択性、安全性を持ちます。

適用作物と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 10アール当り使用量 本剤の使用回数 使用方法 トルピラレートを含む農薬の総使用回数
薬量 希釈水量
とうもろこし 一年生雑草 とうもろこし3~5葉期
但し、収穫45日前まで
40~50㎖ 100ℓ 1回 雑草茎葉散布又は全面散布 1回
とうもろこし6~7葉期
但し、収穫45日前まで
50~75㎖ 100~150ℓ
飼料用とうもろこし とうもろこし3~5葉期
但し、収穫45日前まで
40~50㎖ 通常散布
50~100ℓ
少量散布
25~50ℓ
とうもろこし6~7葉期
但し、収穫45日前まで
50~75㎖ 100~150ℓ
とうもろこし3~7葉期
但し、収穫45日前まで
50㎖ 0.8~3.2ℓ 無人航空機による散布

※本内容は2023年5月24日付の登録内容に基づいています。

効果・薬害等の注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
使用の直前に、容器をよく振ってください。
少量散布(25~50L)の場合は、専用ノズルを使用してください。
散布後、一時的にクロロシス症状を生じることがありますが、その後の生育、収量には影響しません。
散布薬液の飛散によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分に注意して散布してください。
雑草生育期に有効ですが、雑草が大きくなりすぎると効果が劣ることがあるので、時期を失しないように散布してください。
雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
散布後6時間以内の降雨は効果を低下させるので、天候に注意してください。
使用後、タンク、ホース、ブーム、ノズル内に薬液が残らないよう散布器具は十分に洗浄し、他の用途に使用する場合、薬害の原因にならないよう注意してください。
散布器具、容器の洗浄水等は河川に流さず、周囲に影響のない方法で処理を行い、空容器等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
無人航空機による散布に当たっては、次の注意事項を守ってください。
・散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
・散布機種に適合した散布装置を使用してください。
・散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
・散布薬液の飛散によって薬害を生じるおそれがあるので他の動植物、特に周辺作物に影響を与えないよう、散布区域の選定、散布区域の諸物件、風向き及び風速等気象状況の変化に十分留意してください。
・散布予定のほ場周辺にとうもろこし以外の作物が栽培されている場合は、薬害を生じるおそれがあるので、無人航空機による本剤の散布は行わないでください。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

安全使用上の注意事項

眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
危険物第四類第三石油類に属するので、火気には十分注意してください。

魚毒性等

この登録に係る使用方法では問題ありません。

保管

密栓し、火気をさけ、食品と区別して直射日光のあたらない冷涼な所に保管してください。

備考

飼料用とうもろこしに無人航空機散布で使用する場合

薬害を生じるおそれがあるので、散布予定のほ場周辺にとうもろこし以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の散布は行わないでください。