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生物農薬

チリガブリ

チリガブリ
農林水産省登録
第24553号
有効成分
チリカブリダニ・・・・・2,000 頭/30mL
性状
淡黄色~褐色細粒
包装
30mL/ポリ瓶

特長

  • ハダニ類のみをエサとする天敵です
    農作物を加害するハダニ類(ナミハダニ、カンザワハダニ等)のみを捕食するので、農作物に影響を与えることなく、ハダニを防除できます。
  • 高い捕食能力と増殖能力を持ち合わせます
    他のハダニ類の天敵に比べて高い捕食能力と増殖能力を持ち合わせています。
  • 薬剤抵抗性の発達したハダニ類にも有効
    本剤は天敵生物ですので、薬剤抵抗性の発達したハダニ類にも有効です。また、本剤の使用によって薬剤抵抗性が発達するおそれもありません。
  • 人や環境にやさしい生物農薬です
    本剤は環境に対する影響や人、動植物へ影響はなく安心してご使用いただけます。
  • JAS法に適合しています
    本剤はJAS法が定める有機農産物、または特別栽培農産物にも使用可能です。
  • IPM プログラムを牽引します
    ハダニ類の発生が多い施設栽培では、有効な薬剤と組み合わせることで、化学農薬の使用回数軽減や環境負荷の軽減に貢献します。

適用作物と使用方法

作物名 適用害虫名 10アール当り使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 チリカブリダニを含む
農薬の総使用回数
野菜類
(施設栽培)
花き類・観葉植物
(施設栽培)
ハダニ類 2000~6000頭 発生初期 放飼

※本内容は2021年10月13日付の登録内容に基づいています。

効果・薬害等の注意事項

本剤はハダニ類を捕食する天敵チリカブリダニを含有する製剤です。
チリカブリダニの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきってください。
容器内でチリカブリダニが偏在していることがあるので、使用の際は容器を横にしてゆっくり回転させ均一に混在させたのち、所定量を葉の上に容器から少量に分けて放飼してください。
ハダニ類の生息密度が高くなってからの放飼は十分な効果が得られないことがあるので、ハダニ類がまだ低密度で、散見され始めたときに最初の放飼を行ってください。
ハダニ類の発生初期より1~2週間間隔で圃場全面に放飼してください。
チリカブリダニの放飼前後に本種の活動に影響を及ぼすおそれがある薬剤の散布はさけてください。
本剤の使用に当たっては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

安全使用上の注意事項

魚毒性等

この登録に係る使用方法では問題ありません。

保管

本剤は天敵農薬であり、生存日数が短いので、入手後直ちに使用し、保存しないでください。
やむを得ず保管する場合は、冷蔵(5℃)保管とし、必ず使用期限内(最終有効年月まで)に使いきってください。