製品情報
石原トリフミン乳剤
- 農林水産省登録
- 第17377号
- 有効成分
- トリフルミゾール・・・・・・・・・・15.0%
- その他
化管法該当成分 - ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(1種)3.5%
ナフタレン(1種)6.8%
トリメチルベンゼン(1種)6.8% - 性状
- 淡黄色澄明可乳化油状液体
- 人畜毒性
- 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物
- 第4類第2石油類
- 有効年限
- 4年
- 包装
- (100ml×10本)× 6函
500ml × 20本
特長
- 稲の種子消毒と、野菜・花などの病害防除に使用できます。
- 乳剤のため、作物に対する汚れの心配がありません。
- 薬剤の計量・希釈が容易にできます。
- 予防効果と治療効果に優れ、病斑の拡大や胞子形成を阻止します。
適用作物と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 10アール当り 使用液量 |
使用時期 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | トリフルミゾールを含む農薬の総使用回数 |
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稲 | ばか苗病 ごま葉枯病 いもち病 |
30倍 | ー | 浸種前 | 1回 | 10分間 種子浸漬 |
1回 |
300倍 | 24~48時間種子浸漬 | ||||||
5~10倍 | 乾燥種籾1kg当り希釈液30㎖ | 種子吹き付け処理 (種子消毒機使用) 又は塗沫処理 |
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小麦 | 赤かび病 うどんこ病 |
1000倍 | 60~150ℓ | 収穫3日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 (種子粉衣は1回以内) |
きゅうり | うどんこ病 | 2000倍 | 100~300ℓ | 収穫前日まで | 5回以内 | 5回以内 | |
なす | うどんこ病 すすかび病 |
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トマト ミニトマト |
うどんこ病 すすかび病 葉かび病 |
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きく | 白さび病 | 1000倍 | ー | ||||
こんにゃく | 乾腐病 | 30倍 | 150㎖/種いも1㎡ | 植付前 | 1回 | 種いもの芽基部に散布 | 1回 |
チューリップ | 球根腐敗病 | ー | 10分間 球根浸漬 |
※本内容は2017年11月22日付の登録内容に基づいています。
効果・薬害等の注意事項
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●稲の種子消毒に使用する場合には次の注意事項を守ってください。
・種子消毒は浸種前に行い、消毒後は水洗いせずに浸種してください。
・浸漬処理の場合、籾と処理薬液の容量比は1:1以上とし、種籾はサラン網など粗目の袋を用い、薬液処理時によくゆすってください。
・薬液の温度は極端な低温をさけてください。
・吹き付け処理の場合は種子消毒機を使用し、種籾に均一に付着させて乾燥してください。また、塗沫処理の場合は適当な容器内で種籾を撹拌しながら薬液を滴下するなどして、種籾に均一に付着させてください。
・本剤の処理を行った種籾を浸種する場合は次の事項を守ってください。
(a) 浴比は1:2とし、停滞水中で浸種してください。
(b)河川、湖沼、ため池などでは浸種しないでください。
・本剤の処理により軽度の初期生育遅延が認められることがありますが、その後回復するので通常の管理を維持してください。
●ウリ科作物の幼苗期には、濃緑化症状および生育抑制が生じることがあるので使用しないでください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用上の注意事項
●誤飲などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐かせずに、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けてください。
●原液は眼に対して強い刺激性があるので、薬液調製時には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。また、散布液も眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には、直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
●作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
●かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
●自動車等に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意してください。
●危険物第四類第二石油類に属するので、火気には十分注意してください
魚毒性等
浸漬後の薬液は河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管
密栓し、火気や直射日光をさけ、食品と区別して冷涼な所に保管してください。