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IBJ防除情報 vol.124ランマンフロアブルは病原菌の侵入を防ぐ予防効果に優れた薬剤ですが、一般的な予防剤とは異なり、病害に感染した場合でも、初発段階で本剤を使用することで、感染源からの遊走子のう形成と遊走子を阻害し、圃場全体への病害の蔓延防止が期待できます。ランマンフロアブルはべと病、疫病、小麦褐色雪腐病、しょうが根茎腐敗病、白さび病などの卵菌綱病害およびあぶらな科作物の根こぶ病に対し、高い防除効果を示します。卵菌類の生活環においては胞子発芽から胞子形成に至る全生育ステージを阻害することで、安定した防除効果を示します。基礎活性において、ランマンフロアブルは実用濃度の1/16濃度でも高い予防効果、残効性、耐雨性を示しており、実用濃度では気象条件に左右されにくく、安定した効果を示します。トマトポットに薬液をスプレーガンで散布した(散布水量1000L/ha)。風乾後、人工降雨装置で降雨処理した(20mm/h,2h)。風乾後、遊走子のう懸濁液(1×10₄個/㎖、30㎖/苗箱)をスプレーガンにて噴霧接種した。接種箱に20時間静置した後、20℃育苗室で生育した。接種4~5日後に葉位ごとに発病指数を調査した。ランマンフロアブルは疫病菌の胞子に殺菌的に作用するので、圃場全体への病気の蔓延を防ぎます!石原の農薬適用拡大情報ランマンフロアブルの製品紹介ページはこちら