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高温ストレス耐性剤『ライスフル』のご紹介

高温ストレス耐性剤「ライスフル」のご紹介
「ライスフル」は植物の高温ストレス耐性を高めるバイオスティミュラントです。
高温ストレスを受ける前に処理することで、作物体の高温耐性を向上させ、暑い夏のストレス回避が期待できます。
本記事では、ライスフルの作用と作物ごとの使用事例をご紹介します。

ライスフルの作用

ライスフルは3つの作用で高温下の作物体の生育をサポートします。

光合成能力の維持

ライスフルは高温による葉の黄化を抑制し、高温環境下での正常な光合成活動に寄与します。

【高温による葉の黄化を抑制】




【葉緑体のダメージを抑制】

正常な根の発達を助ける

ライスフルを処理した作物は高温下でも根を健全に保ち、正常な根部発達を促します。

高温環境下の水田で栽培した個体

ライスフルを処理した水稲は白い根の割合が多く、根部が健全な状態にある

植物をストレスから保護するタンパク質を増やす

ライスフルは熱ダメージを修復する役割を持つヒートショックプロテイン(HSP)の発現量を増加させ、熱ダメージに強い体を作ります。

作物別の使用事例

ライスフルを使用した試験事例を作物ごとにご紹介します。

とうもろこし

【事例-1】

処理時期移植栽培、定植5日前、2~2.5葉期
使用量ライスフル 1000倍希釈、葉面散布
●試験実施:石原産業株式会社中央研究所(2024年) ●試験場所:愛知県田原市 ●品種:ゴールドラッシュ・ネオ ●処理時期:移植栽培 定植5日前、2~2.5葉期のセル苗 ●処理時期の圃場条件:栽培期間中高温 ●使用量:ライスフル1000倍希釈、茎葉散布 ●処理日:5月5日(1回処理) ●調査日:処理85日後 ●調査方法:各区から採取したトウモロコシサンプルについて、1本あたりの粒数を計測した。
結果
粒数が11%多くなった。

【事例-2】

処理時期直播栽培、播種後3~4葉期の幼苗
使用量ライスフル 1000倍希釈、葉面散布
●試験実施:石原産業株式会社中央研究所(2024年) ●試験場所:愛知県田原市 ●品種:ゴールドラッシュ86 ●処理時期:直播栽培 播種後3~4葉期の幼苗 ●処理時期の圃場条件:栽培期間中高温 ●使用量:ライスフル1000倍希釈、茎葉散布 ●処理日:5月5日(1回処理) ●調査日:処理85日後 ●調査方法:処理53日後、各区から採取したトウモロコシサンプルについて、4℃保管条件下にて経時的に健全粒率(しおれていない粒の比率)を調査した。
結果
収穫後の粒の健全さが長く維持された。

いちご

処理時期定植後~高温期前
使用量ライスフル 500倍、50㎖/株(株元灌注処理)
●試験実施:石原産業株式会社中央研究所(2023年) ●試験場所:長野県松本市 ●品種:すずあかね(四季成り性品種) ●処理時期:定植後~高温期前 ●処理時期の圃場条件:夏期高温・高設・養液栽培 ●使用量:ライスフル500倍、50㎖/株(株元灌注処理) ●処理日:4月21日、6月5日、7月7日(3回処理) ●調査日:収穫が始まった5月24日から卸し先への販売が終了する11月30日までの期間の全収穫日 ●調査方法:区全株(計168株)を対象に、規格内(6g以上)の総果実重量及び個数を計測した。
本試験で使用者が効果を実感した部分
総収量が増えた。

トマト

処理時期育苗期~定植後(栽培期間中高温)
使用量育苗期:ライスフル 500倍、50㎖/株(灌注処理) 定植後:ライスフル 1000倍、300㎖/株(手灌水)
●試験実施:石原産業株式会社中央研究所(2025年) ●試験場所:茨城県筑西市 ●品種:夏和恋(TY耐病性品種) ●圃場条件:土耕ビニールハウス/遮熱剤、遮光シート併用 ●使用量および処理日:6月26日、ライスフル500倍、50㎖/株(育苗期、灌注処理) 7月17日、ライスフル1000倍、300㎖/株(定植後、手灌水) ●処理時期:育苗期~定植後(栽培期間中高温) ●調査日:8月29日~10月11日 ●調査方法:約2.5a/棟のハウス2棟をライスフル処理ハウス、隣り合う2棟を対照ハウスとして棟当たり8株、各区計16株について1段目~6段目までの全ての収穫果実を調査した。裂果の有無を品質調査基準とした。(下図)
本試験で使用者が効果を実感した部分
■ 品質の良い果実(A果)や可販果が多かった。 
■ 部会内の別農家でも同じ傾向だった。

ブロッコリー

処理時期定植後(栽培期間中)
使用量ライスフル 500倍、100ℓ/10a、茎葉散布処理
●試験実施:石原産業株式会社中央研究所(2024年) ●試験場所:滋賀県彦根市 ●品種:はつみらい(中早生品種) ●使用量:ライスフル500倍、100ℓ/10a、茎葉散布処理 ●処理時期:定植後(栽培期間中~収穫期例年より高温) ●処理日:2回処理(9月19日、10月2日) ●調査方法:ライスフル処理区より80株、対照区より60株を選抜し、収穫期間中4回にわたり花蕾直径の経時変化を調査した。また収穫後4℃条件下での開花率を各区2株について経時的に調査した。
結果
■ 許容規格内に収まる期間が長期化した。 
■ 収穫後のブロッコリーの開花が遅延した。

水稲

処理時期育苗期
使用量ライスフル500倍希釈を500㎖/苗箱となるよう散布
●試験年度:2021年~2024年 ●試験場所:滋賀県 6試験、新潟県 3試験、静岡県・愛知県・岡山県・愛媛県 各1試験(計13試験) ●圃場条件:ライスフル処理区、無処理区各10a以上(区の反復無し) ●使用量:育苗期(移植7日前~前日)に500倍希釈したライスフルを500㎖/苗箱となるよう苗上部から1回散布 ●調査方法:下記イラストに従い整粒数、白未熟粒数、収量を調査し、13試験の平均値および標準偏差を算出した。
本試験で使用者が効果を実感した部分
■ 品質が向上した。 
■ 収量が増えた。 
■ くず米の量が違った。 
■ ライスフル区は株が太くしっかりとしていた。

詳しい使い方はこちら

移植水稲での上手な使い方をまとめたチラシをご覧いただけます

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