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ホシクサホシクサ(ミズタマソウ)

© 全国農村教育協会

1年草。生育期間6~10月。種子で繁殖。水田、湿地、水辺などに普通に生育し、水田での害草である。水田では発生が遅く稲がかなり大きくなってから発生する。暖地の早期栽培などでは稲刈り後の水田に点々と白い花を咲かせる。葉は線形で先は次第に細くなって鋭くとがる。根ぎわから多数そう生する。長さ3㎝位で葉面は格子状に見える。質は柔らかく無毛。
8~9月に葉の間から高さ6~15㎝の花茎を多数出し、その先端に球形の灰白色の穂をつける。この花の咲いた状態が星をちりばめたように見えるので、星草の名がある。また、花穂全体が白く見えるのでミズタマソウの名もある。