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オモダカオモダカ(ハナグワイ、クワラツ、クチアケ、クワイ、イモグサ、イモコグサ)

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間5~11月。塊茎・種子で繁殖。全国に分布するが、特に関東以北・北陸など寒地に発生が多い。大形の草になり養分の収奪力が大きいので強害草である。5月中旬~6月上旬にかけて塊茎から発生する。はじめ細長い線形の葉を3~4枚出すが、この頃はウリカワに似ている。6~8葉になるとへら状の葉がでてくる(写真左)。成植物の葉は長い葉柄がありその先に矢じり形で3片からなる大きな葉をつける。葉は株元から多数出る。夏に葉の間から高さ20~80㎝の茎を出し上部の節に3個ずつ白い花が咲き、やがて球形の果実ができる。秋に地下茎の先に50~150個の塊茎をつくる。