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サジオモダカサジオモダカ

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間5~10月。種子で繁殖。北海道、東北、寒地などの水田に多く発生する。暖地では少ない。水田では植代後8~12日に種子から発生し、はじめ細長い線形で質の柔らかい葉を2~3枚出す。この頃はヘラオモダカ、コナギなどと似ていて区別しにくい。4~5葉位の葉からは先の方がへら形になるので見分けがつく。(写真左)大きくなると葉は根ぎわから長い葉柄がでてその先にさじ形の葉をつける。葉は株元からそう生する。
夏に葉の間から高さ60~90㎝の花茎を出し、先の方で何段にも輪状に枝がでてその先に小さな白い花が多数咲く。輪状の花序はヘラオモダカに似ている。