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ヤブジラミヤブジラミ(バカ)

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間12~9月。種子で繁殖。道端、空き地、荒れ地などに普通に生育し、しばしば群生する。主に秋に発生し、幼苗で越冬し春早くから生育する。茎は直立し、高さ50~70㎝位になり茎の上部は多数に分枝する。葉は互生し、2~3回羽状に分かれる。小葉は卵状披針形でとがった鋸歯がある。根もとから出る葉には長い葉柄がある。茎、葉ともに細かい毛がある。
夏に茎の上部にかさ状に多数の白い花を咲かせる。果実の表面にはとげがあり、夏の頃草むらを歩くとよく衣服にくっつくのでよく知られる雑草である。