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オランダミミナグサオランダミミナグサ(ミドリハコベ、ハコベラ、アサシラゲ、ホコベ、ピヨピヨグサ、ウサギグサ、ヒヨコグサ、オシエグサ、ヘズリ)

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間11~6月。種子で繁殖。ヨーロッパ原産の帰化植物であき地、道ばた、庭、芝生などいたるところに普通に生育する。秋から春にかけて発生し、春早くから生長する。茎は根本からそう生し株になる。高さ10~30㎝、葉は対生し、長楕円形で先は鈍くとがる。葉柄はない。茎・葉ともに白い毛が密生し、また茎には腺毛が多く、さわると粘った感じがする。
春に枝の先に白色の花を密に咲かせる。花が咲くにつれて枝も伸び、花全体がかさ状に広がる。似た草に在来種のミミナグサがある。