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キシュウスズメノヒエキシュウスズメノヒエ(カリマタスズメノヒエ)

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間4~11月。主に地下茎によって繁殖。熱帯アジア・北米・中米原産の帰化植物で、湿地や水路、畦畔、あき地などに生育し、特に西南暖地には発生が多い。春に地下茎や稈基部の節ぶしから芽を出し、茎が地面を横にはって分枝しながら四方に伸びる。そして節から根を出す。茎の長さは30~60㎝。茎は円柱形、葉は互生し線形。
茎は円柱形、葉は互生し線形。茎・葉ともに無毛。葉鞘の上の縁には長い毛がある。夏に茎の先に2叉に分かれた長さ3~5㎝の穂を出す。小穂は穂軸の中軸に2列に交互に20~30個並んで着く。小穂の前面に毛がある。