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スズメノテッポウスズメノテッポウ(スズメノマクラ、ピーピーグサ、ヤリグサ、スズメノヤリ、カラスノセンコウ、キツネグサ、フデクサ)

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間10~6月。種子で繁殖。あき地や休耕田、ゴルフ場や庭・公園などの芝生にもよく生育する。耕起前の水田ではしばしば一面に密生している。秋に発生し幼苗で越冬して春先に急激に成長して茎が立つ。茎は中空の円柱形で柔らかく、節はやや高い。高さ20~40㎝。葉は線形で葉鞘は茎を包む。茎・葉ともに毛がない。春早くから茎の先に円柱状の細長い穂を出す。
スズメノテッポウ、別名のスズメノマクラという名は、花穂の形をスズメが使用する鉄砲や枕になぞらえてつけられたものといわれる。