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ホソムギホソムギ(ペレニアルライグラス)

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間ほぼ通年。種子で繁殖。ヨーロッパ原産の帰化植物で牧草や砂防用植物として各地で栽培されたものが野生化して、現在では道端、あき地などに広がっている。ほぼ1年中発生するが多くは秋に発生して幼苗で越冬する。茎はそう生し、高さ30~70㎝になる。葉は多くは根ぎわから出るが茎にもつく。
葉は細長い線形で、基部は鞘となって茎を包む。葉の表面は滑らか。5~8月に細長い穂を出す。小穂は扁平で穂軸に2列に並んでつく。小穂はネズミムギと違いのぎがないので区別できる。