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イチビイチビ[アオイ科]

© 全国農村教育協会

1年草。アジア、北アメリカなどの原産で、繊維を採るために渡来し栽培されたが、現在は野生化し各地で見られる。茎は円筒状で直立し、草丈は0.5~2mに達する。茎皮は強く簡単には切れない。葉は柄があり、心臓の形をしており、長さ8~10cm。全体に軟毛があり、7~8月に花柄を出し、先に約2cm径の黄色い花をつける。果実は半球状である。