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カラスビシャクカラスビシャク

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間3~10月。畑地、桑園、樹園地、あき地、などによく生育する。球状の地下茎が地中にあって繁殖し、また地上にむかごをつけこれからも発生するので繁殖力が強い。春に地中の球茎から1~2枚の葉を伸ばす。葉柄が長く、葉は3枚の長楕円形の小葉に分かれる。小葉の先はとがる。葉柄の下部と小葉のつけねに、むかご(球芽)ができる。5~7月に花が咲く。
は茎の先に集まって穂をつくり、まわりは緑色の細長いじょうご状の包(仏えん包)にかこまれている。雄花と雌花とは別。