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カラスノエンドウカラスノエンドウ

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間11~9月。種子で繁殖。道ばた、あき地、畑地・樹園地の周辺土手などによく生育する。秋に発生し幼苗で越冬する。茎は四角柱状で根もとからそう生し、下部は地面を横にはい四方に広がり、先は直立しさらに分枝して大きな株になる。長さ50~100㎝。葉は互生し、5~6対の小葉が対生する偶数羽状複葉で、小葉は狭卵形で先がくぼむ。複葉の先は巻きひげとなって他物にからみつく。
春に葉腋にごく短い柄のある蝶形花が1~2個咲く。花は紅紫色でかなり大きいのでよく目立つ。花後エンドウのようなさやの果実ができる。