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セイヨウタンポポセイヨウタンポポ

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間11~6月。種子と根で繁殖。ヨーロッパ原産の帰化植物で、都会地周辺の道ばた、あき地、庭などによく生育する。秋に芽を出しロゼット葉で冬を越し、翌春早くから成長する。葉は細長くあらい鋸歯がある。春に根本から数本の長い花茎を出して先に花が咲く。タンポポ類は種類が多く、わが国在来のカントウタンポポもあるがこれは農村地帯に多く、都会周辺ではセイヨウタンポポが多い。
両方とも葉や花の形は同じだが前者は花の下の総包片がそり返らなくて密着しているのに対し、後者は総包片が著しくそり返るのが特徴で、これが区別点である。