トップ / 雑草図鑑 /  畑地雑草 / オオアレチノギク

オオアレチノギクオオアレチノギク

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間11~10月。種子で繁殖。南アメリカ原産の帰化植物で、ヒメムカシヨモギと同じく、畑地、あき地、道ばたなどに群生する。秋に発生し根出葉を出して冬を越す。春に茎が直立し高さ1~2mになる。根出葉は倒披針形であらい鋸歯があり、両面に白い毛が密生しビロード状の感じがする。茎の葉は線形、鋸歯があり、灰色を帯びた緑色で互生、茎、葉ともに柔らかい毛がある。夏~秋に茎の上部に多数の枝が出て全体が円錐状の花序になり白い小さな花が多数咲く。全体がヒメムカシヨモギより白っぽい。