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ブタクサブタクサ

© 全国農村教育協会

1年草。生育期間4~9月。種子で繁殖。北アメリカ原産の帰化植物で、明治年間に日本に入り、現在は道ばた、あき地、畑の周辺などに普通に生育する。花がたくさん咲き花粉が風で飛散して花粉アレルギーを引き起こすので、花粉公害雑草として問題になっている。茎は直立し、上部は多数に分枝する。高さ50~100㎝になり全体に長い白毛が密生する。葉は茎の下部は対生し上部は互生する。葉は全体が三角状であるが、二重に深く切れ込みが入り、羽状で細かく入りくんだ形となる。
夏に分枝した枝の先に穂状の黄色の花がたくさん咲くが、花弁の部分がないのであまり目立たない。