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ノボロギクノボロギク

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越年草または1年草。生育期間ほとんど通年。種子で繁殖。ヨーロッパ原産の帰化植物で、大正年間に日本に入ったのでタイショークサ(大正草)などの名がある。畑地、道ばた、あき地などいたるところに生育する。一般には前年の秋に発生して翌年の夏まで生育するが暖地では春早くから花が咲くものや春~夏にかけて発生し秋に花が咲くなどほぼ通年生育する。
茎は柔らかく、中空で、枝分かれして直立する。高さ10~30㎝。茎は多くは赤紫色を帯びる。葉は互生で不規則に羽状に切れ込み、基部はやや広がる。毛はほとんどない。多くは5~8月に茎の上部が分枝しその先に黄色の頭状花をつける。