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オオジシバリオオジシバリ

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間12~6月。種子・地下茎で繁殖。ジシバリと同様、道ばた、畑地、樹園地、桑園、あき地、などいたるところに生育し、全体がジシバリよりも大形である。茎は細長くして、浅く地中を横に伸びたり、また、地面をはって節から根を出し新しい株をつくるのでしばしば大きな群落をつくる。葉は互生でジシバリよりも長い葉柄があり先に倒披針形かへら形の葉がつき、葉にまばらな鋸歯がある。
ジシバリは葉が円形か卵状楕円形で鋸歯がないのでこの点で区別がつく。4~6月に株もとから細い花茎が出て高さ10~30㎝になり、その先にジシバリよりもやや大きな黄色の頭状花が咲く。