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スズメノカタビラスズメノカタビラ

© 全国農村教育協会

越年草。生育期間10~7月。種子で繁殖。道ばたや人家の周辺、庭、樹園地、桑園、畑地、芝生などいたるところに生育する。スズメノテッポウとともに畑の春の代表的な強害草である。暖地の日当たりのよい場所では冬の間でも花が咲いている。秋に発生し幼苗で冬を越す(写真左)。幼苗はスズメノテッポウに似るが茎が扁平で葉が幅広いので区別できる。
春早くから成長し株になる。茎は扁平でそう生し高さ5~30㎝。葉は線形、茎、葉ともに無毛。春早くから花が咲く。茎の先に卵形の花序をつけ、幾本もの穂軸が左右に開きその穂軸に小さな淡緑色の小穂がたくさんつく。