特集記事
いちご栽培におけるミヤコバンカー使用事例のご紹介
農家さんも思わずニッコリ! ミヤコバンカーでハダニ類に悩まされないいちご作りの実現。
いちご栽培とハダニ類
いちご栽培において特に問題となる害虫がハダニ類です。
ハダニ類は増殖が速く薬剤抵抗性を獲得しやすいため、場合によっては栽培期間中に何度も防除を行わなければなりません。また発生が多くなると、いちごの株にクモの巣のような糸を張り、いちごの生育にも影響を及ぼします。
そんなハダニ類を捕食する天敵が“ミヤコカブリダニ”です。
ミヤコバンカーとは、このミヤコカブリダニを用いた天敵資材です。
いちごでのミヤコバンカーの詳細な使用方法はこちらをご覧ください。
今回はいちご栽培の盛んな埼玉県本庄市のベテラン農家さんのお二人に、その効果についてお話をお伺いしました。事例紹介①しつこいハダニを天敵の力“ミヤコバンカー”でシャットアウト!
~埼玉県本庄市いちご生産者 内田孝様~
内田様はいちご栽培暦56年の大ベテランです。
以前は化学農薬で防除を行っていましたが、増殖の速いハダニ類を化学農薬だけで抑えることができず苦労していたそうです。
そんなとき、ミヤコバンカーの存在を知り、はじめて天敵の導入に踏み切りました。
「ミヤコカブリダニは圃場に定着してハダニ類が発生するのを抑えてくれるので、ミヤコバンカーを導入してからというもの今年もハダニ類を見ていない」との嬉しいお声をいただきました。
「導入直前にしっかりハダニ類の防除を行うことで、ミヤコバンカーの効果を高められる」と上手に使うポイントについても教えていただきました。
ミヤコバンカー導入後もJAの営農指導員の方と定期的に圃場にお伺いし、ミヤコバンカーの効果を確認するなどご協力いただいております。
事例紹介② 安定した天敵の効果を発揮。ミヤコバンカーでハダニを効率的に防除。
~埼玉県本庄市いちご生産者 久米原恒夫様~
都内有名果物店に出荷されている久米原農園のいちごは、いつも大人気です。
久米原農園では減農薬栽培にも積極的に取り組んでおり、いち早く天敵を導入されたそうです。
そんな久米原様も数年前からミヤコバンカーを使用しており、その効果について伺いました。
「組立はやや面倒だけど、長い間放出される分、天敵の効果がより安定して発揮され、以前の防除に比べコストが少なくなった」と、ミヤコバンカーの特徴を実感いただいているご様子でした。
「ミヤコバンカーの導入と定植直前の苗への高濃度炭酸ガス処理との組み合わせで、ハダニ防除には困らなくなった」と大好評をいただきました。
インタビューの実施に際しご協力いただきました、内田様、久米原様、そしてJA埼玉ひびきの、JA全農さいたまの皆様に感謝申し上げます。
ミヤコバンカーの詳しい製品説明やいちごでの使い方などは、弊社ホームページにてご紹介しております。
また、生物農薬特設ページもありますので是非ご覧下さい。
バンカーシート®は、農林水産省・食品産業科学技術研究推進事業 課題番号26070C(実用技術開発ステージ 現場ニーズ対応型)で実用化技術を確立、実証し、実用化に至りました。