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コウガイゼキショウコウガイゼキショウ

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多年草。成長期間4~9月。種子と地下茎で繁殖。湿地や水辺、溝などに生育するが水田にも多く発生し強害草となっている。水田では普通夏~秋に発生し、幼植物で越冬し翌年開花結実する。茎は多数そう生して株になる。扁平でときに狭い翼がある。高さ20~40㎝。葉も平たくてつるぎ状で先はとがる。緑色または赤味を帯びることがある。質は厚く光沢がある。6~7月に茎の先が数回分枝しその先端に頭状に7~10の花が集まって穂がつき、全体が傘状になる。穂の部分ははじめ緑色で後に褐色になる。穂がたくさんつくのでかなり目立つ。