ハコベ(ミドリハコベ、ハコベラ、アサシラゲ、ホコベ、ピヨピヨグサ、ウサギグサ、ヒヨコグサ、オシエグサ、ヘズリ)
1年草または越年草。生育期間通年。種子で繁殖。畑地、庭、公園、あき地、樹園地などいたるところに普通に生育し、春の代表的な雑草で、春の七草の一つである。ほとんど1年中発生する。茎は根もとでたくさんに分枝して地面を四方に伸びたり、斜めに立ってくさむら状になったりする。長さ10~30㎝。緑褐色か赤味を帯び、柔らかく片側に1列の毛がある。
葉は卵形または広楕円形で対生し無毛。下部の葉は葉柄があるが上部の葉にはない。春早くから秋まで1年中花が見られる。茎の先に小さな白い花が咲く。