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ヨモギヨモギ(カズザキヨモギ、モチグサ、フツ、フキ、フチ、ヤマヨモギ、モグサ、ヨムギ、チドメグサ、エムギ)

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間2~10月。種子と地下茎で繁殖する。道ばた、あき地、荒れ地、土手、河川敷などいたるところに最も普通に生育する。しばしば群生する。草全体に独得の香気をもち、若芽は草餅などの材料にしたり薬草としても利用される。おもに春早くから地下茎より発生し、茎が直立し、多数に分枝して高さ50~100㎝になる。
葉は互生し下部の葉は長い柄があり、羽状に深く分裂し裂片には鋸歯がある。茎上部の葉の裂片は切れ込みがない。葉裏には白い綿毛が密生する。夏に茎の先に穂のようになって花が咲く。