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チカラシバチカラシバ(ミチシバ、タヌキノシリオ、カグマ、コマツナギ、ビンアライ)

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間4~11月。種子と地下茎で繁殖。原野や道端、あき地、土手などに生育するが、踏みつけに強いので他の草が生えない農道などでもよく繁殖する。春、主に地下茎から発生する。株になり根ぎわから葉がそう生する。葉は細長い線形で非常に丈夫である。8~9月に葉の間から茎が出て先に円柱状の穂をつける。
高さ50~80㎝。穂は長さ10~20㎝で黒紫色。小穂は1花で基部に紫色の毛がある。この穂の形がちょうどビンを洗う刷毛に似ていることからビンアライという別名もある。