ススキ(カヤ、オバナ、テキリガヤ、カヤンボ)
多年草。成長期間4~11月。地下茎と種子で繁殖。山野や丘陵地、土手、あき地、道瑞といたる所に生育する大形の雑草で、あき地などで2~3年放置すると一面にはびこる。茎はそう生して大きな株になり、高さ1~2.5mに達する。茎は円柱形で竹のように堅い。葉は細長い線形で長さ50~100㎝。中央の脈が白い筋となってよく目立つ。
秋には灰褐色の大きな穂を出す。秋に七草の一つである。ススキが繁茂すると他の草は日陰となって生育できなくなり、ススキだけの大群落になる。