トップ / 雑草図鑑 /  畑地雑草 / タケニグサ

タケニグサタケニグサ

© 全国農村教育協会

多年草。成長期間3~10月。種子で繁殖。山野やがけの斜面、あき地、土手、畑の周辺などに多く生育する。春に前年の株や種子から発生する。茎は太く直立して高さ1~2mになる。茎には白い粉がついて白っぽく見える。中空で切ると黄色い乳汁がでて臭気もある。根も太く橙々色、葉は互生し、長い葉柄の先に丸い心臓形でまわりが浅く切れ込んだ大きな葉がつく。
葉の裏面は白色で細かい毛が密生する。夏に茎の上部から多数の枝を出し、その先に白い花が咲いて円錐状の穂となる。花の後扁平な果実をたくさんつける。