アレチマツヨイグサ(メマツヨイグサ)
越年草。生育期間10~9月。種子で繁殖。ヨーロッパ原産の帰化植物で、おもに都会地近郊のあき地、荒れ地、道ばたなどに群生する。一般に月見草といわれる草の一種で、このアレチマツヨイグサ、マツヨイグサ、オオオマツヨイグサなどを総称して俗に月見草と呼んでいるが都市近郊では本種が一番多い。秋に発生し根出葉で冬を越す。春に茎が立ち多数に分枝して大きな株になり高さ1~2m。茎は太く上向きの毛が密生する。
葉は互生し細長い楕円形で縁に鋸歯がある。夏に茎の上部に黄色の多数の花が咲く。月見草の名のとおり花は夕方開いて翌朝にはしぼむ。