セイタカアワダチソウ
多年草。成長期間4~11月。種子・地下茎で繁殖。北アメリカ原産の帰化植物で都会地周辺の道ばた、あき地、堤防、河川敷などに群生する。繁殖力が強くこの草がはびこると他の草を寄せつけず本種だけの大群落になる。茎は直立し、名のとおり背が高く1~3mにもなる。茎は太く、短い毛が密生し、枝分かれしない。葉は細長く、3本の太い脈が目立ち、縁に浅い鋸歯がある。葉にも全面に堅い短毛が密生するので茎・葉ともにざらつく。
秋に茎の先に円錐状の大きな花穂をつけ、多数の黄色い花が咲くのでよく目立つ。本種も多数の花粉ができるが、重いので遠くまでは飛散しない。